日本婦人団体連合会(Japan Federaltion of Woman's Organizalions)

談話

女性蔑視、ジェンダーバックラッシュを許さず、 CEDAW勧告をいかし、ジェンダー平等の前進を

【談話】

女性蔑視、ジェンダーバックラッシュを許さず、

CEDAW勧告をいかし、ジェンダー平等の前進を

 

2025年8月1日

日本婦人団体連合会

 会長 小畑 雅子

 

 7月20日投開票で行われた参議院選挙においては、衆議院に続いて自民・公明が過半数割れとなり、切実な国民要求に背き続ける石破自公政権に厳しい審判が下されました。

 一方、選挙戦では、根拠のないデマや嘘で、外国人を敵視する排外主義、女性蔑視、差別と分断、偏見をあおる言動、演説が公然と行われ、排外主義を扇動する勢力が伸長する結果となりました。

 

 婦団連は、選挙中から、排外主義が女性蔑視、ジェンダーバックラッシュと一体のものとして表れていることを指摘し、7月17日には、「女性蔑視、ジェンダーバックラッシュを許さない緊急宣伝行動」に取り組んできました。

男女共同参画は間違っていたとして、少子化の原因が女性の社会進出にあるかのように言い、女性の価値を「産む産まない」で決めつけ、差別と分断を生み出す言動は、女性の権利を幾重にも踏みにじるものです。

わたしたち女性は、長い時間をかけて、女性の地位向上、男女格差、差別の解消を求める運動を続け、憲法と国連女性差別撤廃条約にもとづいた、ジェンダー平等社会の礎を築いてきました。その長い道のりを踏みにじり、男女共同参画は間違っていたなどと発言することは、許せません。

日本が女性差別撤廃条約を批准して40年を迎えました。昨年10月には、女性差別撤廃委員会(CEDAW)から、女性と男性の実質的な平等の達成を加速すること、社会のすべての段階において、家父長制的態度および差別的ステレオタイプを撤廃するための積極的、持続的な包括的戦略を求められました。やるべきことは、男女共同参画の後退ではなく、ジェンダー平等の前進です。

 

婦団連は、女性蔑視、ジェンダーバックラッシュを許さず、第217回国会で継続審議となった選択的夫婦別姓制度の導入を1日も早く実現すること、女性差別撤廃条約選択議定書の速やかな批准、CEDAW勧告を生かした実効ある第6次男女共同参画基本計画の策定など、平和とジェンダー平等実現のために奮闘する決意です。

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